あすぺ旅

人生の備忘録

女将から正社員への勧誘!!リゾバ勤務先ホテルで正社員として働く場合の将来を考えてみた。


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リゾートバイトを始めてから派遣労働期間の半分が過ぎてしまいました。

最近はルーチンワークな仕事にも慣れてきたからか、飽きてくる気持ちと向き合いながら、

お客さんに対してのホスピタリティ精神を忘れずに仕事をするよう心がけています。

そうした仕事の取り組み方が認められたからなのか、

もしくは人手が足りないからなのか(こちらが間違いない理由だと思いますw)

リゾバ勤務先のホテルの女将から正社員として働かないかというオファーを受けました。

リゾートバイトで働く人であれば、今後このような提案を受けるかもしれません。

今回、私がどのような話を受けたのか、

そしてリゾバ勤務先で働く未来とはどのようなものなのか、

実際の話を通してまとめていきます。

女将から正社員への勧誘!?

もちろん、女将とはこれまでも仕事上での簡単な会話や交流はありましたが、

今回このような話を受けたのは初めてでした。

女将から正社員として働くことの提案を受けたのは、

私が仕事の中でお客さんのスリッパを並べているときでした。

私が宴会場のスリッパを並べていると、宴会場のあいさつのために

女将がいらっしゃいました。

そして、私が仕事をしている姿を見て…

女将「ねまるさん、あなた若く見えるけど学生?」

私「いいえ、違います」

女将「接客業の経験はこれまであるの?」

私「いいえ、ありません。今回が初めてです」

女将「そうなの、うちにずっといてくれないかしら?」

えっ、唐突w

それでも私は平静さを保ちながら「この後も海外旅行へ行くので、ずっとは働けません」

お断りしておきました。

そう言うと、

女将「そうなのね、みんな海外へ行くのね~」

という話の流れで、会話が終わりました。

リゾバ勤務先で正社員として働くとはどのようなものか

女将がなぜ私を勧誘したのか、真意は分かりません。

けれども私には「あなただから働いてほしい」というよりは、

人手不足を補うために「誰でもいいから長く働いてほしい」というのが、

よりリゾバ勤務先の環境から感じた現実的なオファーの理由だと思いました。

なぜなら、外から来ている派遣社員の私でさえ感じるくらい、

私のリゾバ勤務先ホテルは完全に人員不足で、

なんとか在籍している社員で仕事を回している雰囲気があります。

調理場や仲居の社員さんたちも、休めて月4日という労働環境です。

中抜け休憩はあるものの、早朝5時ごろから21時頃といった夜遅くまで

会社にいなければならないという会社に生き方を拘束された生活です。

アフターファイブなんてものは考えられません。

また正社員の雇用条件としても、

・月給20万円

・月8日休み

・ボーナスなし

という条件でした。

リゾートバイトでも同じくらい稼げるんじゃないか。

正直、そう思いました。

さらに、ホテルや旅館などのリゾバ業界は年末年始やゴールデンウイーク、お盆など

世間が休みの時にも働き続ける必要があります。

また、リゾバでの派遣社員は寮費や食費・水道光熱費が無料ですが、

正社員となると無料にはならないと聞きました。

※リゾバ勤務先によって異なる可能性があります。

こうしたリゾートバイト業界ならではの労働環境が人の入れ替わりを流動的にしており、

長期的に働く人が少なくなるのかと感じました。

そうした雇用条件や生き方でも構わない、という人は

リゾートバイト先で正社員として働き続けるのもありかも知れません。

実際に40年以上働いている正社員も私のリゾバ勤務先にはいますからね。

けれども、そうした雇用条件や待遇にしなければならないくらい、

正社員を雇うというのはお金が掛かるのだと考えさせられます。

社員のために会社は社会保険料を払う必要があるし、

退職金があるのならそのためにもお金は必要である。

そして、売上がずっと安定しているわけではないということも、避けては通れない。

しかし、社員には安定した給料を支払わなければならない。

だからこそ、リゾートバイト専門の派遣会社やリゾバの求人が生まれる(笑)

そうしたホテルなどの旅館業界や企業の状況がリゾバ派遣会社を生み出し、

“リゾートバイト”という派遣労働の求人を生み出しているのだと感じました。

うちのおばあちゃんが「安定した大企業で働きなさい」というのも、

過去に給料が安定していないような経験をしているからかもしれないですね。

リゾバ派遣社員として働くのも大変だと思いますが、

リゾバ派遣先企業も大変なのだと感じました。

一番おいしいのは、リゾートバイト派遣会社でしょうかね。

まとめ~リゾバ勤務先への正社員就職は最終手段です~

女将の正社員への勧誘に対する私の思いとしては、

もう生きていけないくらいお金に困って、

どうしても会社員や正社員として働かなければならない、

といった状況になったときの最終手段やセーフティーネットとして、

リゾバ勤務先への正社員就職を考えてもいいかな、

というくらいに考えました。

今の私にとって、会社への正社員就職に対する考え方はそれくらいのものです。

ほかにも会社はいくらでもある。

職業安定所も存在している。

日本人として生まれて生きている限り、

仕事にありつけなくなることはない、と浅はかながら考えているからです。

これが現代の日本を生きる日本人の最大のメリットではないかと思っています。

世界から仕事がなくなることはないし、別に金銭労働できなくなっても、

知恵さえあれば、なんとか生きていけると思いますしね。

そうした生き方をしている人々もたくさん見てきました。

だから、少しくらい道を、レールを外れた生き方をして行っても

いいんじゃないかなと思います。

もともと、レールから外れてしまっていたようですしw

女将はホテルの顔として、誇りを持って生きている。

それが彼女の生きる道であり、人生の使命なのかなと思っています。

そして、私の使命は女将とは別にあります。

まだまだ海外を放浪しなければならないからです。

そして、引き続きミニリタイア生活も続行します。

もっと広い世界を見て、世界に揉まれて、多様な価値観を知り、

新たな世界を見ていきたいですね。

生きていくために必要な柔軟な知恵は海外放浪の経験から

身に付けていきたいものです。

正社員として働くことがあっても、それからでいい。

時間は有限、限りあるものであるし、死ぬことからだけは逃れられない。

そうした事実を悲観的にとらえるのではなく、

現実的に受け入れることで人生と向き合いながら生きていきたいですね。

そして、微笑んで死んでいきたいものです。